流通ルートの違いで質草の値段が変わってくる

渋谷などの繁華街で繁盛している質屋は、時計・宝飾品などの価値を日本標準でみていません。

世界各国に流通ルートをもつことで、他社よりも早く安定した事業基盤を築いています。

そのため質草となる製品の査定額にも余裕があります。

行き付けの質屋の店主との雑談などで知った事例からその傾向をご紹介しましょう。

◎早い者勝ちで流通ルートを開拓。

どんなビジネスでもそうですが、渋谷や原宿・新宿などの一等地に出店してビジネスを展開していこうと企む質屋などは、他社よりどれだけ早く流通ルートを開拓するかに、勝敗のすべてがかかっています。

幸いにも海外の古物・中古ビジネスは、委託契約系が大半を占めるので、仕入れに莫大な資金をつぎ込む必要がありません。

オーナー自身が積極的に海外に出て行って、委託契約を結べば、質屋としては先手を打った展開ができるというわけです。

◎意外にも中東各国でレアものを発掘。

アメリカ、ドイツ・フランス・イタリアなどのヨーロッパ、日本には数少ないレアものを狙うのであれば、中東諸国の時計・宝飾品ルートに目を向けている質屋もあります。

また面白いことに、国内と海外ではトレンドに時差があり、トレンドのあり方にも違いがあります。

そこで、日本で人気がなくなった時計や宝飾品でも海外で人気のあるものは、その輸出・ビジネスルートに乗せれば、利益率の高い商売ができます。

◎海外にルートをもっている質屋は商売にも余裕があります。

時計1つでも、売り急ぐ必要はないので、高値で預かってくれます。

海外は中古にこだわる市場が少ないので、日本で人気のなくなった新品時計や宝石のブランドもの、あるいは新古品でも、独自の流通ルートに乗せ高く持ち込めます。

高額査定を望むなら海外ルートをもつ質屋に持参しましょう。