質屋はこの10年・20年のあいだに半減してしまいましたが、それでも東京は質屋現存軒数でトップ。
一大繁華街である渋谷にも多くの店舗があります。
※参考:質屋一例…須賀質店(http://www.sugashichiya.com/)
私が今まで質屋を利用してきた中で感じた低利で現金を借り受けるコツなどを紹介しましょう。
◎質屋の数は減っても東京は第1位。
かつては全国に2万軒以上の質屋がありましたが、いまではその数も10分の1を割り込み2,000軒以下となりました。
質屋の数は地方にいくほど減って、都市部に近づくほど増える傾向にあります。
2,000軒を割り込んだ現在でも、国内でもっとも多い質屋の件数をキープしているのは東京の約260軒。
次いで福岡、大阪となっています。
いまどき質屋の話などと思われるでしょうが、私はいまでも質屋のメッカと言われる渋谷に出かけ、時計や宝石類などを質草にキャッシングのお世話になっています。
◎高価査定のトップは時計と宝石
意外と知られていないことですが、数ある質草(お金を借りるための担保品)の中でも、もっとも高額査定が出やすいのが時計と宝石なのです。
中でも時計は質流れになった際の買取需要が多いため、トップブランド級の時計であれば、紳士用・婦人用を問わす、比較的低い金利でたくさんのお金を貸してくれます。
渋谷には、私の“長年来のおつきあい”といえる質屋が2軒あり、定期的に通うことで“常連の客の地位”をキープできています。
◎質屋から低利でお金を借りるコツは、限度額いっぱいを狙わないこと。
常連になることの2つがポイントです。
たとえば質屋の店主のほうから30万円ならお貸しできますと言われたら、20万円とか25万円でいいですと控えめな融資を申し出ましょう。
そうすると質流れにする気はない客と踏んでくれて、その分、金利を下げてくれます。
そしてもう1つのポイントは常連という前提をつくっておくことです。
この2つを満たせば完璧です。